和服について
どうもどうも、ツイッター内ではバカを担当しております。ミネイです。
男性和服のお話を少ししようかと思います。
珍しく画像もいっぱい使うぞーと張り切ったのですが僕の和服はほとんど畳んであるので出すのが面倒…。
引用も気がひけるので何も貼りません。ごめんね。
・さて、まず和服は時期によって2種類に分けられます。
冬用の袷(あわせ)と春夏秋の単(ひとえ)です。
袷は裏地があり、単はないんですね。
夏は暑いので絽(ろ)や紗(さ・しゃ)と呼ばれる薄い生地のものを着ます。
厳密に「何月から何月までは袷、絽は何月だけ!」っていう決まりもあるんですけど現代日本じゃ通用しません。気候が変わってます。
お茶会とかあるなら気にするくらいです。
たまに街中に出没する「お直しオバさん」なる生物が、この手の決まりにうるさいので注意。
・あと生地。
高い高い正絹(しょうけん)の他にポリエステル、ウール、麻、混合があります。
正絹が手触り最高なんですけど、高いし保存に気を使うので…これから和服に挑戦する方はポリエステルか混合が楽です。
冬用はウールもなかなか侮れません。うん。
あとは織り方でもいろいろあるんですけどね、縮とか紬とか。これは好みでいいんで好きなものをチョイスして下さい。
・サイズについても少し。
男性用はお端折りが無いので、購入の際に着丈に気をつけないといけません。
個人的なベスト丈は、足首の肌が見えない長さ。
袖丈は、腕を伸ばして手首辺りです。
好みもありますが、肌が見えてるとあまり美しくないので気を遣ってくださいね。
・それから浴衣や作務衣について。
浴衣は基本的に寝巻きです。後述しますが和服は襦袢を着用しないとダメ。
正直、浴衣で人前に出るのは現代でもよろしくないと思います。夜間や祭は例外ですね。
作務衣はその名の通り作業着です。かしこまった場所以外なら問題ないですね。
・そんで着方。
冬のフル装備をまず紹介します。
僕の場合、メンズのレギンス、肌襦袢、長着(いわゆる着物)、帯、袴、羽織。
まだ寒ければ外套を着てもオケ。僕は持ってません。
んで夏は暑いので、少し省略します。
ステテコ、半襦袢、長着、帯。
これが和服として許される最低ラインかと。いいお店に行くのであれば礼装の格を意識しないといけないんですが、その辺に行くだけなら大丈夫。
帯は作り帯じゃなく、自分で結えるようにして下さいね。カッコ悪いです。
・蛇足ですが小物について。
カバンは持ちにくいので、信玄袋を推奨します。
腕時計は着物の袖を痛めるので、懐中時計を。
扇子や煙管があるとカッコいいです。
以上。