耳無し芳一を仕事文体で
今日ちょっと仕事サボって ネットサーフィンしてたんですよね。
そしてこんなの見つけてツイートしちゃったんです
これフォロワーさんにやってほしい…どうなるんだろうw
— ミネ君 (@mineeeei) August 3, 2016
【文体模倣】プロのライターに怪談をいじらせたら、1ミリも怖くなくなった|オモコロ https://t.co/wgwOqPZmfG
そしたらフォロワーさんが、かの有名なイケハヤ氏の文体を真似して作っちゃってもうRTの嵐です。
メンションなので僕にも通知来まくりうるさいったらないね!w
僕は趣旨に沿っていつも仕事で書いてる文体でやってみようと思います!
はじまり~
経を書き漏らした部位の悪霊による襲撃メカニズムが判明
要旨
一夕散人の「臥遊奇談」第二巻「琵琶秘曲泣幽霊」(びわのひきょくゆうれいをなかしむ)によると、現在の山口県下関市において芳一という盲目の琵琶法師が怨霊に魅入られ耳を切除される現象が確認されている。
悪霊は芳一が盲目であることを利用し武士を名乗り、七日七晩の間「壇ノ浦の戦い」を所望し、芳一はそれを受ける。芳一の住処である阿弥陀寺=現在の赤間神社=の和尚が夜な夜な出かける芳一を不審に思い後をつけた。そして怨霊と鬼火が発生している墓地で演奏している芳一を発見する。和尚は芳一の身を案じ、全身に般若心経を書き怨霊に認知されないようにした。しかし経を書き漏らした耳は怨霊に認知され、切除された。
ここまでは小泉八雲の「怪談」でも述べられているが、今回の研究では怨霊の物理破壊に至るプロセスが解明された。
文献の中で怨霊は鬼火を使役している描写がある。鬼火とはプラズマ=高度に電離した気体=であり、そこに存在する分子数は通常状態の大気と比較すると極小数となる。怨霊は電位を利用しプラズマ中の分子を高圧状態にすることによって物体への干渉を可能にしたと考えられる。その際に怨霊が作用させた電子及び干渉物質により発生した重力子を米国の大型観測装置「LIGO」が検出した。これにより怨霊の物理干渉メカニズムの一部が解明された。
背景
京都大学の研究チームによって日本国内において著名寓話である「耳無し芳一」の舞台である山口県下関市において不自然な重力子痕が発見された。同大学考古学教授は寓話との関連を疑い米国との共同研究により今回の発見に繋がった。
研究手法と成果
文献及び現地調査によるプラズマ発生地点の特定及び大型観測装置「LIGO」による重力子の検出。また重力子の方向を特定するため怨霊の物理干渉座標及び時刻を正確に特定する必要があり、スーパーコンピュータ「京」による干渉可能座標の特定を行った。
怨霊が磁力を発生させるため自身の電子及び分子間力に干渉していることが間接的に証明された。周囲にプラズマを発生させる条件が揃えば現代においても十分物理干渉できる。
おしまいー
つかれたー
さらば!